「足首が不安だから、しっかり固定したい」
「サポーターをしないと怖い」
「テーピングを巻くと安心する」
私も経験がありますが捻挫を繰り返したりすることでこういう思いを持っている方は多いと思います。
実際
- 捻挫
- 不安定感
- ぐらつき
- 着地の怖さ
に対して、固定は大きな助けになることがあります。ですが一方で、
固定しすぎることによるデメリット
もあると考えています。
固定すると得られるもの
テーピングやサポーターで足首を固定すると、
- グラつきにくい
- 安定した感じがする
- 怪我しにくそう
- 安心して動ける
という感覚になると思います。
特に捻挫をしたことがある人は
グリン王子また捻るかもしれない
という恐怖も大きいと思います。
そのため固定することで得られる「安心感」はとても大きいものだと思います。
でも、人の身体は「固定」されるためにできていない
実は身体は、細かく動きながらバランスを取っています。
例えば
- 歩く
- 走る
- 跳ぶ
- 止まる
- 切り返す
こういう動きの中で
- 足指
- 足裏
- 足首
- アーチ
は常に連動し微調整をして動きを出しています。
つまり本来の安定とは、「動かないこと」ではなく、「動くこと」で生まれるものなのです。
高層ビルも「揺れる前提」で作られている
高層ビルは地震などでの倒壊を防ぐためにエネルギーを吸収ししなやかに揺れるような構造になっています。
しかし1960年以前は「頑丈に固める」という設計が主流でした。
でも、固めた方が衝撃に弱いとわかったので、しなって衝撃を逃がす構造が主流となっていったのです。



揺れているときは高層階の人は気が気じゃないでしょうけどね
そう思うと固定することの怖さということも想像しやすくなると思います。
もちろん、骨が折れていたり急性期で固定する必要があることはあります。
しかしスポーツする前提での「固定」が本当にいいのか?ということを少し立ち止まって考えてみるのもいいと思います。
足指・足首・膝・股関節は、
小さく動きながら衝撃を逃がし、バランスを取っています。
本来の安定とは、「まったく動かないこと」ではなく「動きながら戻れること」なのです。
固めすぎると、「自分で支える力」を使わなくなる
強く固定すると、一時的には安心できます。
ですが固定された状態が続くと、
- 足指を使わない
- 足裏感覚が鈍くなる
- バランス調整をしなくなる
すると身体は徐々に、
「自分で支える」ことをサボり始めます。
「固定しないと不安」が強くなる
さらに最初は怪我予防のためだった固定が、
- 外すと怖い
- サポーターがないと不安
- 自分の足で支えられない感じがする
という状態につながっていくこともよくあります。
お守りとしてテーピングをしている人もいるはず。
でも、これは単なる筋力低下だけでなく、
“感覚”も一緒に弱くなっていってしまいます。
足元には、たくさんの感覚がある
私たちは無意識に、地面の傾き、圧の変化、接地位置、重心移動を感じながら動いています。
ですが固定が強すぎると「感じる力」まで抑えてしまうことがあります。すると、
- 反応が遅れる
- 踏ん張れない
- 崩れた時に戻せない
という状態になりやすくなりさらに怪我をしやすい状況にと入っていってしまいます。
「支える」とは、“使いやすくする”こと
もちろん、先述したように固定が必要な場面もあります。
ですが日常的な足元づくりで大切なのは、「固める」より、
支えながら使いやすくすること
が大切ではないかと考えています。
足首が不安な人ほど、「どう支えるか」を考えてみる
もしあなたが、
- 捻挫を繰り返している
- 足首が不安定
- サポーターが手放せない
- 踏ん張れない
- 動きづらい
と感じているなら、
「もっと固める」
ではなく、
“どう支える?”
と考えてみるのも一つの方法かもしれません。






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